あのね、日本というのは世界で極めて特殊な国なんですよ。アメリカでもヨーロッパでもだいたい二大政党。アメリカで言えば共和党と民主党、イギリスでいえば保守党と労働党。これは片方は保守で、片方はリベラルでしょう。
じゃあ保守とリベラルとどう違うか。保守は自由競争。政府は社会のことに介入しない。 自由競争だと、勝つほうが少なくて、負けるほうがどんどん大きくなる。そうなると、次の選挙でリベラルが勝つ。リベラルは格差をなくすために、規制を設ける。そして、負けた人間を救うために、福祉・社会保障にどんどん力をいれる。そうすると、財政が悪化する。そして次の選挙で保守が勝つ。つまり、アメリカでもヨーロッパでも、保守とリベラルが政権を変わりばんこでやってるわけです。
ところが日本は、自民党は保守政党なんだけど、やってることはリベラル。リベラルってことはバラマキをやってるんですよ。だから、保守なのに、1千兆の借金がある。一方で、民進党もリベラルでしょう。だから自民党に対抗する対案が出せない。